海洋科学野外実習
11月8日~11月10日に東京大学大学院・生物科学専攻で開講の海洋科学野外実習に参加してきました。
目次
1日目
11/8(水) 7時前起き、出家。JR久里浜駅に向かう。神奈川の南端のほう。
ちょうどお仕事でやっていたDQNでブロック崩しAI(土曜締め切り)が完成しておらず、電車の中でデバッグ作業。駅着いたら既に全員集合してた。8人しかいない。最大20人とかだったので予想より少ない。
タクシーでフェリー乗り場へ。フェリーは日常的に運行しているのに乗せてもらった。久里浜(神奈川)-金谷(千葉)を結ぶ路線。車を久里浜に置いて、フェリーで千葉のゴルフ場へ行くゴルフ客がメインらしい。
10時頃にフェリー乗船。一般客なら立ち入り禁止区域となっている、船の後ろ端で東京湾のXBT(水温)測定。一個5000円する測定器を使い捨てで海にどんどん投げ込む。ガチ研究で使う高性能なやつやと数万円のものを使うらしい。やば
金谷についたら次の出港まで船内を見学。一般人は絶対に入れない場所。貴重な写真(?)
帰りも水温測定。終わった後は港で昼飯。横須賀名物海軍カレー
この後、タクシーで近くの港湾空港技術研究所へ向かう。ペリー来校の地らしく、途中ペリー記念公園とかの横を通る。
港湾空港技術研究所を見学。たまたま同じ時間に申し込んでいた、海上自衛隊の人たちと一緒に回る。金属材料の海際での劣化観察実験、臨界生物の飼育・観察所など。
最後に有名な超大型の人工津波発生器の見学もしました。
バスと電車で三崎臨界実験場へ。横浜のJKスカートが(ry
夕飯の後は東京湾の水温測定結果の解析。解析データから、東京湾を横断するルートでの断面、深さ方向の水温分布がわかった。水温分布は久里浜側で低温層が上に、高温層が下という物理的にはおかしな現象が起きている。これは南から流れこむ温かい黒潮vs東京湾に来たから流れ込む冷たい川の水がぶつかっている。コリオリ力で黒潮と川水の流れは進行方向右にズレる。金谷側では黒潮が優勢となり、逆転温度分布は中和される。(水温分布の画像撮り忘れてしまった)
宿泊棟に鎮座する初代iMac
3日目
マグロのせり市場見学。
神奈川県水産技術センター見学。センター長はさかなクンの古い知り合いらしい。
午後、臨界丸に乗船してROVを行う。水中版ドローン。三日間の疲れからか、乗船中ほぼ爆睡していた